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2005年10月 6日 (木)

沼田の研修~その3~

 来るまでは体力勝負の研修と思いきや、機械の操作だけでなくどうすれば無駄がなく生産性を高められる作業システム(人員の配置、操作の手順、機械の選定)かなど意外にも頭の使う研修だった。

 秋雨前線の影響などにより、実習の日程が若干前後したけど、時間数は当初通り達成できた。機械操作以外の研修科目として、「高性能林業機械作業が環境に与える影響の把握と低負荷方策の検討」とこれまた長く、なんだろう???ってのがあった。平たく言えば機械化で効率を上げる裏には従来の作業に比べて森林土壌や植生を攪乱して林内の環境を悪化させること、残存木を傷めて将来価値のない森林をつくってしまう可能性があるということ。効率だけを求めるのじゃなく長いスパンで考えた林業経営をしていくなら、できるだけ負荷の少ない作業が求められる。具体的には、残す木に傷が付かないよう保護具をとりつけること、枝葉を土壌に敷き詰め、機械の走行後も植生が回復しやすくしてやることなどだ。もちろん手間がかかり生産性は落ちるけど、機械化の裏にあるデメリットを小さく押さえることが長期的な林業経営にとって大切なことである。

 現在は効率ばかり求めている。数十年後いやあるいは数年後に今言ったようなことがクローズアップされるかもしれない。自分も気にかけてなかったことだけに目から鱗が落ちる気がした。保護具の取り付け(写真左)と機械作業を行った後の植生回復調査(同右)

hogogu batuatochousa

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