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2005年7月25日 (月)

杉一本乗り講習会

 一本乗りのライセンス持ってるんだけど、ペーパーだから2年ぶりに乗ると「くるくるざぼーん!」みごとに川に落ち込み丸太がくるくる独り回ってた。

 8月7日の大会に向けて講習会に参加した。前回雨で中止となったからまさに待ちに待った一本乗りだ。ところは那賀町木頭出原の河原。この上流にはダムがなく水もきれいだ。ところでなぜ「日曜農林業」なのにレジャーの記事?と思われる方もいるかもしれない。確かに今はアウトドア、レジャー的なものだけど本来はれっきとした林業技術なのだ!(詳しくはバックナンバーの関連記事を参照されたい) 今でこそ、トラックで陸運されているが道やダムが整備される前は木頭で伐採された木材は那賀川を“流送”と言う形で下流に運ばれていた。だから那賀川の下流には製材屋さんが今でもたくさん並んでいるんだね。

 さて、この杉丸太一本乗り、林業に関わる私にとってどうしても身に覚えのあるものとしたいのである。日本の伝統文化や伝統技術は後継者がいなくなり、まさに伝説になりそうなものが数多くある。代替製品や機械・技術の進歩などにより生産性の劣る手作業なんかは廃れていく運命なのかもしれないが、それには見捨てがたい芸術が潜んでいる気がしてたまらない。一本乗りで言うならば、竿(正式にはトビという丸太を扱う林業用の道具)一本で丸太を自由に集めていく。しかも流れのゆったりした淀みもあれば、浅く流れの速い荒瀬もある。丸太の癖もバラバラだ。そういった自然を意のままに操るってかっこよくない?

 私たち挑戦者が悪戦苦闘しているそばで70歳を過ぎたおじいちゃんが易々と丸太を扱って対岸まで渡っては戻ってきた。しかも足首より上はぬれていない。まさに芸術的テクニック!そう、昔はこれができてなんぼの世界だったのだろう。今は生活に必要ないかもしれないが、是非とも次の世代に継承していきたい技術だと思う。

2005年7月18日 (月)

坂州川 農村レストラン

 今週は3連休ということもあり、うち2日は“業”ではなく純粋にレジャーとして田舎に出向いた。

1 那賀町の坂州川の水は冷たかった。

 坂州川は那賀川の支流で旧木沢村を流れている。昨年7~8月に四国をおそった台風10号11号による大雨で山腹崩壊などの大災害を受けた辺りだ。ちょうど1年前は大変なことになっていたが、今は平常を取り戻している。一時期濁っていた川水もきれいなコバルトブルーに戻っていた。

 山腹崩壊地という台風・大雨という自然の猛威を見せつけられる一方で、1日に1000ミリを超える大雨でも土砂の流出を防いだ森林の力が私には見える。土砂に根を張り巡らし、流出を防いでくれた多くの木々に感謝したい。坂州川の澄んだ水も森林が生み出す森の恵みだ。sakashu

2 那賀町出羽(いづりは)の空気は涼しかった。

 夕方から出羽にある農村レストランに向かった。喫茶軽食は当然できるが、バーベキューハウスやコテージも整備されていて気軽にキャンプ気分を味わうにはちょうどいいかもしれない。

 バーベキューの準備をしているとき管理人の門田さんがヒエを持ってきてくれた。水車で挽いたものらしい。そういえばここでは自然のものを最大限利用している。山からふんだんにわき出る水を集め水車を回し穀物を挽いていたり、樫やクヌギといった木を薪にしている。20年ぶりくらいに薪割りをした。飯ごうに米とヒエを混ぜて炊くことに。当然燃料は自分で割った薪を使用した。コテージでは夜遅くまで友と語り合った。梅雨が明け夏日が続くがここではクーラーなど必要ない。夕方を過ぎれば涼しく快適な風がコテージの網戸をすり抜け私たちの体温を下げていく。

 エネルギー問題っていろいろ議論されているけど農村レストランでの宿泊を通してそんな議論がむなしく感じた。水や薪といった周りの自然にあるエネルギーを利用して生活に必要なものを得る。自然の風があるからクーラーなど無駄なエネルギーを使わなくてすむ。私には、都市部で暑いと言ってクーラーをかけ、そのエネルギーで余計に暑くしさらにクーラーに頼るといった悪循環が全く理解できない。

♪暑ければここで泊まりよ、都会忘れのコテージもあるし、そーんな農村レストラン、いろんな人がやーてくるー♪

2005年7月16日 (土)

千年の森

高丸山のふもと「千年の森」に下刈り作業に行ってきました。千年の森では伐採跡地にもともとその地にある樹種を植林し、ボランティアなどの作業で森を造成しています。

私は「にこにこ木工クラブ」というサークルでこの千年の森づくりに参加しています。昨年と今年の春にカツラ、ケヤキ、トチノキなどの広葉樹を植えました。まだ苗木が小さいためにここ数年は下刈り作業が必要です。

真夏の日差しのもとでの草刈り作業で出る汗は尋常じゃありません。熱中症にならないように十分水分をとりながらなんとか植林地内の草を刈ることができました。早く木が大きくなって立派な森になってほしいと願っています。

CIMG0819

2005年7月10日 (日)

雨・雨・雨>杉丸太一本乗り

6月はあんなに晴れが続いたのに、今月に入って雨の日やどんよりした日が続いています。川の増水により今日のお出かけもキャンセル。

天気が良ければ那賀川上流の木頭杉一本乗りの講習に出ようと思っていました。8月7日に大会があるのでそれに向けての練習です。世界に一つの一本乗りライセンスももらえます。(ただしちゃーんと乗れたらね。)

以下、那賀町HPからの引用です。

●木頭杉一本乗り大会(Log Riding Festival)

 

 木頭村(きとうそん)は山深い。


 雨量の多いこの村では何より良質の木材「木頭杉」が育つため,

人は山で暮らし,木を育て,山で育まれたものに生かされていた。

そんな厳しい山の生活から生まれた木材搬出技術「一本乗り」。

トビ一本を手に持ち,丸太一本に乗って川に身を任せるその姿は

とても力強く,木頭林業の花形的存在であった。

 下流のダム建設,道路整備などによって,今ではその姿を

見ることはできなくなってしまったが,年に一度,本大会を介

して名人たちが清流那賀川に集い,古き良き木頭村が再現される。

※『木頭杉一本乗り大会』は,昭和30年代まで木頭杉の搬出

手段であった丸太流しの伝統芸「一本乗り」を復活させた大会です。

一本乗りは全身を使うので体力づくりや健康づくりに最適です。

清流那賀川にふれあいながら,ふるさとや自然の良さを見つけて

みませんか?みなさまのおこしを心よりお待ちしています。

2005年7月 7日 (木)

はじめまして

すけさんと申します。おいおいプロフィールなど充実させますが、まずはブログ開設にあたり自己紹介と経緯などを。

私はサラリーマンですか?いやいやサラリーマンですが・・・趣味というか実益をかねて農林業に携わっています。週末は家から30分くらいかけて農園に行きすだちやしいたけの栽培、また木を伐ったり土木作業を行ったりと百姓的なことをやってます。よく言うならば「日曜農林業」。本当はこちらを本業にしたいのですが、今の日本の第一次産業ってとっても厳しいのです。なぜ厳しいかっていう細かい説明は大変だから端的に言うけど、“儲からない”のです。でもみんなが地球環境や情操教育などを含めた将来のあるべき姿を考えたなら、目先の利益にとらわれず、日本の風土で日本の自然で、近くでできた野菜を食し、近くで育った木で家を建て地域のコミュニティーを大切にすることは貨幣価値には代え難いすばらしい社会をもたらしてくれると思うのです。

つかみ所のない大きなことを述べましたが、要するに厳しい農林業を理解していただける方から、このような農林業の地道な活動を応援していただきたいと・・・ブログも始めることとなりましたし助定農園HPも開設済みです。sudachigreen

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